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高度専門タレントの育て方、エリート教育世界の最前線

高度専門タレントの育て方、エリート教育世界の最前線
世界各国がエリートの育成に力を入れている。エリートやリーダーの質が国力と密接に関係するからだ。欧米、アジアの最新事情に迫った。

経営リーダーへの登竜門
一流ビジネススクール強さの秘密は人的ネット

米ビジネススクールの代表格であるハーバード・ビジネススクール(HBS)の「リユニオン」と呼ばれる同窓会は、参加者はコンサルティング会社トップからNGOの幹部まで多士済々だ。HBSばかりではない。ペンシルベニア大学ウォートン校、スタンフォード大学―――米国は世界ブランドのビジネススクールだらけだ。
英紙フィナンシャル・タイムズ、米支ウォールストリート・ジャーナルといった国際的なメディアが実施するビジネススクールランキングのトップ20位の大半が米国勢である。最近はロンドンや上海のビジネススクールの台頭が著しいが、米国勢と提携して谷の交換を認めたりする「のれんを借りた」やり方がランク上昇の一因でもある。
米国勢の最大の強みは何か。探ってみると、ずばり卒業生間のネットワークにたどり着く。JPモルガン・チェースのダイモンCEOはHBS,ファイザーのマッキネルCEOはスタンフォード大学、日本の経団連に相当する米ビジネスカウンシルの経営者の中で、ビジネススクールを卒業していない人物は皆無。これが米ビジネススクール界の現実なのだ。絶対というわけではないが、ビジネススクールで取得するMBAは経営者になるための一種のパスポートである。

世界大学ランキング2010年(タイムズ・ハイアー・エデュケーション)

1位ハーバード大 2位カリフォルニア工科大 3位MIT 4位スタンフォード大 5位プリンストン大 6位ケンブリッジ大 7位オックスフォード大 8位カリフォルニアバークレー校 9位インペリアルカレッジロンドン 10位イェ―ル大 11位カリフォルニアロスアンゼルス大 12位シカゴ大 13位ジョンホプキンス大 14位コーネル大 15位スイス工科大 16位ミシガン大 17位トロント大 18位コロンビア大 19位ペンシルバニア大 20位カーネギーメロン大 26位東京大 57位京都大 112位東京工大 130位大阪大 132位東北大

OBの強いつながり「クラブ」で投資話

最近のNYはシリコンアレー(通り)とも呼ばれているように、ハイテクやネットの新興ベンチャーが勃興しており、多くの起業家が「クラブ通り」で秘密裏に会合を開く。会合の目的は、ずばりファンディング、つまり資金集めだ。
ビジネススクール卒業生の集まるクラブでは、メンバーだけで編成されるベンチャークラブが活動する。そこでは定期的に起業家を呼んで説明会を開き、OBらがアドバイスを与えたり、気に入れば投資を決めたりする。年若の起業家としては、共通言語を話す先輩の集まるクラブに顔を出すのが、資金を手にする手っとり早い近道である。
昨年10月、NYのコロンビア・ビジネススクール(CBS)では教授が授業そっちのけでセレモニーに出席していた。主賓は、米国最大規模の企業買収ファンド、KKRの創業者のヘンリー・クラビス氏である。
個人資産が30億ドルとされるクラビス氏はCBSの卒業生で、愛校心の厚さで知られる。実はこの日、クラビス氏はCBSへの恩返しとして、1億ドルほど寄付することを決めたのだ。CBSは信仰社への建て替えを検討しており多額のキャッシュが必要で、今年に入って卒業生が多数在籍するシティグループからの寄付も受けている。
米国のビジネススクールの特徴は、卒業生や資産家が積極的に寄付し、一方で卒業生を採用したり冠授業を開設する「産・学」ならぬ「金・学」関係が緊密である点。そもそも経営体として見たビジネススクールは、施設拡充や著名教授へのヘッドハンティングでコストのかさむ商売だが、こうした資産家や企業との連携が盛んで、一種の資金調達システムが出来上がっているのだ。

差別化戦略に知恵を絞る

NY郊外で開催したイェ-ル大学ビジネススクールのコーポレートガバナンスのセミナーには、欧米の年金基金、企業、政府などから専門家が集まり、トムソン・ロイターのグローサーCEO,格付会社を設立したクロール氏、SECの元委員長でアクティビスト・ヘッジファンドを運営するブリ―デン氏。投信業界に身を置く者なら、身震いするほどの豪華さである。イェール大学はロースクールの評価が全米一である。そのため企業統治分野で特別コースをビジネススクールに設置し、90年代初めにGMの取締役会を改革したアイラ・ミルシュタイン氏を招へい。
企業統治で知られるイェール大学のように、リーダー教育ならHBS,ベンチャーならスタンフォード大学、ファイナンスならペンシルバニア大学ウォートン校。米国のビジネススクールはそれぞれ得意分野を持っているのも特徴だ。
エレクティブ(選択科目)と呼ばれる専門性の高い授業で差別化を図るのがビジネススクールの戦略。コロンビア大学だとNYという地の利を生かしたメディア研究、エンジニアの大学として知られるMITスローン校では情報工学に何する独自の研究プログラムがあり、各校が特色作りに励む。
昨年、米ビジネススクールに願書を出したインド人は6万5千人、中国人は何と8万人。米国内の景気が足踏みしていることもあり、米国のビジネススクールはアジアを中心とする好景気に沸く新興国から学生を受け入れる。トップ校の留学生を見ると、HBS34%,ペンシルバニアウォートン校36%、スタンフォード大学では37%である。
ネットワーク、企業や資産家との協働、差別化戦略の国際性。こうした米ビジネススクールの強さを生み出すのが、ブランディング、学生採用、資金集めなどを決める事務局や学長のビジネスセンス。運営メンバ0はみんな学校経営のプロで、ヘッドハンターなどを通じて学校間を転職するのも珍しくない。ここでは何もかもがビジネスなのである。
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