Career V International Ltd.
World Map
キャリア転職・就職支援、求人情報サイト
|
 ホーム 
|
 お問い合せ 
|
 サイトマップ 
|
 個人情報保護方針 
|
 English Version 

企業トピックス

米企業、再び「選択と集中」 コノコ 油田探査・開発に特化。クラフト スナック事業に重点

米企業が事業の「選択と集中」を再び活発化している。特に非中核事業を独立させる会社分割が増加。成長を追求しやすい体制に事業を再編し、企業価値を最大化するのが狙いだ。米株式相場の不振や世界景気の減速懸念で株主からの圧力が高まっていることも背景にある。
米調査会社スピンオフ・アドバイザーズによると1月からこれまでに実施された会社分割は15件だった。発表したものの、未実施の件数が99件。未実施分には2012年に
予定されているものも含む。金融危機前の07年(34件)を上回る水準に回復した。
 米石油大手コノコフィリップスは7月、石油をガソリンなどに精製・販売する「下流」部門を分割し、本体は油田探査や開発を手がける「上流」部門に集中すると発表。
米食品大手クラフト・フーズは会社分割で事業の一部を切り難し、主力のスナック事業に集中する。米ホテルチェーン大手マリオット・インターナショナルも年内に会社分割を実施する予定だ。
傘下に複数の事業を抱えている企業の場合、非中核事業は経営資源の配分などで不利になりがち。分割して独立した企業になれば、経営者はその事業の成長に集中でき、買収や提携を含めた戦略の自由度も高まる。
 米国には一定の条件を満たした会社分割は、単純な事業売却より税制面で優遇される仕組みがある。また、事業構造が単純な企業の方が複合企業よりも株式市場で評価を得やすい傾向かある。このため、会社分割は企業の成長戦略の有力な選択肢の一つとなってきた。
 ただ、08年9月のりーマン・ショック以降は、多くの米企業が会社分割のような大がかりな計画を凍結したため、一時的に分割件数が減少していた。
 今年に入って会社分割が再び増えている背景の一つには、株式相場の不振がある。世界景気の減速懸念から、企業の中期的な成長にも不透明感が出ており、「物言う株主のアクティビストや大株主が経営陣への圧力を強めている」 (スピンオフ・アドバイザーズのジョー・コーネル氏)。9月12日に経済情報サービスと教育出版事業の2社への分割を発表した米出版情報サービス大手マグロウヒルに対しては、株主のヘッジファンドやカナダの年金基金などが分割を強く要求していた。
 会社分割の増加はM&A(合併・買収)の増加にもつながりそうだ。ネット検索最大手の米グーグルは8月、1月に会社分割で誕生した米通信機器大手モトローラ・モビリティーを125億ドルで買収すると発表した。「分割が株主価値の向上につながった好例」 (コーネル氏)とされる。
 

Career V International Ltd.

キャリアVインターナショナル社

〒141-0032 東京都品川区大崎 3-15-11
E-Mail : TEL : 03-5487-1285
URL : http://www.careerv.com/
QRコード
Copyright© 1997-2018 Career V International Ltd. All rights reserved.